HITP 広島工業大学専門学校

ホームページの基礎(1. XHTML 編)

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  1. 1.5 DTDを意識しよう
    1. 1.5.1 最初のXHML文書
    2. 1.5.2 XML宣言
    3. 1.5.3 DOCTYPE宣言
    4. 1.5.4 属性の指定
    5. 1.5.5 html要素の属性

1.5 DTDを意識しよう

1.5.1 最初のXHML文書

まずは,XHTMLのDTDを意識してみよう。XHTMLにもいくつかのバージョンが存在するが,本ページで使用するのは,XHTML 1.0と呼ばれるものだ。

先の「test.html」をXHTML 1.0 Strict DTD に対応させるためには,下のソースのように強調部分を追加する。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE html
   PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
          "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<head>
<title>とにかく作ろう</title>
</head>
<body>
<p>初めてのWebページ</p>
</body>
</html>

1.5.2 XML宣言

XHTMLは,XMLをベースとしたHTMLである。そのため,1行目に「これはXML文書ですよ」という宣言を記述する。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

このとき注意することはecoding="UTF-8"の「UTF-8」の部分である。ここには,エンコーディング形式を指定する。エンコーディングは,テキストエディタで作成したときの保存文字コードのことだ。つまり,テキストエディタでHTMLファイルを作成する場合は,どのような文字コードを使用しているのか,常に意識する必要がある。以下に,代表的な文字コードと,それを表すエンコーディング文字列を上げておく。

UTF-8(Unicode)コード
1文字を可変長のバイト列に変換する方式。「UTF-8」あるいは「utf-8」と記述する。
UTF-16(Unicode)コード
2バイト文字の範囲はそのまま表現し,2バイトでは足りない部分は4バイトで表現する方式。「UTF-16」あるいは「utf-16」と記述する。
JISコード
JIS規格によって規定されている文字コード方式。「ISO-2022-JP」あるいは「iso-2022-jp」と記述する。
Shift(シフト) JISコード
Microsoft社によって策定された文字コード方式。「SHIFT_JIS」あるいは「Shift_JIS」,「shift_jis」と記述する。
日本語EUCコード
日本語UNIXシステム諮問委員会の提案に基づいて1985年にAT&T社が定めた方式。「EUC-JP」あるいは「euc-jp」と記述する。

1.5.3 DOCTYPE宣言

修正した「test.html」の2行目から4行目が使用する文法,すなわちDTDの指定をする部分になる。

<!DOCTYPE html
   PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
          "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">

この部分をDOCTYPE宣言と言い,ここで使用するDTDを宣言する。DTDが3種類あることは前に言ったが,それぞれ記述する形式は決まっている。

Strict
<!DOCTYPE html 
    PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
    "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
Transitional
<!DOCTYPE html 
    PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
    "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
Frameset
<!DOCTYPE html 
    PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Frameset//EN"
    "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-frameset.dtd">

1.5.4 属性の指定

要素を表現するためにタグを使用する訳だが,その要素に対する補助情報を与えるものが属性である。属性は,開始タグにのみ記述できる。また,記述できる属性の種類,必ず書かなければならない属性,省略できる属性などの区別もすべてDTDに基づいている。

タグへの属性の書き方は次のようになる。

<要素名 属性1 属性2・・・>

このとき要素名と属性の間,属性を複数記述する場合は,その間を1つ以上の空白で区切る

次に属性そのものは次のような書き方になる。

属性名="属性値"

注意することは,属性名と属性値は等号(=)で結び,属性値は必ず引用符(")で囲まれることだ。

1.5.5 html要素の属性

html要素にも複数の属性があるが,「test.html」では,3種類の属性を使用している。

xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"
xmlns属性は,名前空間と呼ばれるもので,XML固有のものである。XHTMLの場合には記述するが,省略も可能だ。なお,HTMLの場合には,記述しない。
xml:lang="ja"
xml:lang属性は,言語コードを指定する。我々は日本語を使用するので,「ja」を指定する。これもXML固有のもので,HTMLの場合には記述しない。
lang="ja"
この属性もxml:lang属性と同じ働きをする。通常,XHTMLの場合には記述しなくても良いのだが,現状では,HTMLとの互換性を考慮して記述する。すなわち,HTMLの場合には記述する属性である。
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